超高齢社会を迎えた日本。だが、著者は「老いは人生の4番目の季節を生きること」と肯定し、晩年、自らの老いと真正面から向き合いつつ、老いから死への道程を心穏やかに辿ることについて、詩的な表現と美しい写真で綴ります。 著者プロフィール イェルク・ツィンク (イェルクツィンク) (著/文) 1922年ドイツ生まれ。2016年没。神学者で牧師。第二次世界大戦の危機の中を生き延びた一人として、世界の人々との共存と平和を唱え続けた。いまあるいのちへの感謝と喜びを、生涯にわたって説きつづけ、平和問題、環境問題にもわかりやすい言葉で積極的に発言し、多くの人に共感と感動を与えた。