89歳の神父が豊富な経験を交えて語る、心に響くエッセイ集 日々の生活のなかで出会う喜びやぬくもり、思いがけず直面する悲しみや苦しみ、あるいは誰しもが経験する「病」や「老い」……。そうした日常に起こる事柄の意味やそれらへの向き合い方、そして「復活」や「愛」などのキリスト教のキーワードが示すものを、長年、学生や人々を導いてきた越前神父が、自らの経験を交えつつ心に響くことばで綴るエッセイ集。日々の黙想やプレゼントにぴったりの一冊。 イエズス会司祭・片柳弘史氏、推薦! 「豊かな人生経験から紡ぎ出された珠玉のエッセイ集。この時代を生き抜くためのヒントが、必ず見つかります。」 【目次】 まえがき 勇気をもって歩む 「神がともにいてくださる」 母親の無条件の愛情 希望がある限り わたしたちのうちにある「限りない宝」 自分をあるがままに受け入れる 年齢をゆたかに重ねるために 勇気をもって進む 「心」や「からだ」の鍛錬 自分の間違いに気づくとき 本当の平和をもたらすために 希望と忍耐をもって 神の像(似姿)として 苦しみに出会うとき かかわることの大切さ ぬくもり 自我をすてる おおらかになるには 深い愛 「今ここに」生きる 「愛」の表し方 クリスマスの喜び 心を開く 本来あるべき姿とは キリスト教における「復活」 誠実な人間になるために