甦りと記憶 アウシュヴィッツからイスラエルへ I・M・ボルンシュタイン 〔著〕 佐藤優 〔解説〕 滝川義人 〔訳〕 ★佐藤 優氏 絶賛推薦!★ 「本書は、ホロコーストに関する貴重な証言である。同時にホロコースト文学の枠組みを超える、民族と個人が生き残るための知恵に関する貴重な記録である」(「佐藤優氏解説」より) 奇跡のサバイバル! ――不滅のユダヤ精神が語る―― ポーランドの小さなユダヤ人の町に生まれた著者は、6人兄弟と平和に暮らしていた。第2次大戦勃発後、6つのナチ強制収容所とアウシュヴィッツからの死の行進を生きのびる。 戦後パレスチナに移住し、イスラエルの建国に尽くす。苛酷な運命に遭い、家族の中で唯一人生き残った。自分の生き残りは神の関与と受け止め、謙虚に生涯を歩み、子供らに愛と敬意を教えた。 彼の勇気、決断、忍耐は多くの人の精神に励みとなるだろう。神の奇跡としか言えない生涯であった。信仰の大切さ、記憶の大事さを伝える。 個人と民族の命運は救われ、祖国イスラエルも甦った。「ユダヤ民族は必ず生き残る。如何なる苦難な道を歩もうとも、私達は希望を失わない」(著者) ――目次―― 解説 生き残るための知恵の記録 ――佐藤優(作家・元外務省主任分析官) 序 第一章 ポーランドを訪れる決意 第二章 平和だった頃 第三章 生きているのか死んでいるのか 第四章 プワシュフ収容所の恐怖 第五章 地獄への移送列車 第六章 アウシュヴィッツの医師 第七章 新しい人生へ 第八章 生きのびたとは信じられない 第九章 癒やされない心の傷 第十章 郷里の現実に胸痛む 第十一章 「お前らの神は今どこにいる?」 第十二章 国を守る誇り 第十三章 生き残りの気概 編者あとがき――アグニエシュカ・ピスキエヴィチ 訳者あとがき 本書の歴史的背景について――滝川義人 用語説明 〔地図〕第二次大戦前の東ヨーロッパ(一九三九年) ポーランド拡大地図