著訳者など: ティモシィ・ラドクリフ 岩城聰・伊達民和/監修 芦屋聖マルコ教会翻訳の会/訳 出版社: 聖公会出版 本書は、カンタベリー大主教ローワン・ウィリアムズ師が、ローマ・カトリックのドミニコ会修道士ティモシィ・ラドクリフ師に、2009年の大斎節中に信徒の読むべき本として、執筆を依頼したことから生まれた。 著者は「見えないドラマが、私たちの人間性の核心部分で展開している」と語る。著者の並はずれて幅広い宣教の働きの経験に基づいて書かれ、人が極度な危険、貧困の真っただ中にあるときに、感謝や賛美を表明するのはどのような意味があるのかを示す。また、随所に逸話、ジョーク、個人的エピソードがちりばめられ魅力的な本となっている。