あなたには、ご自分が亡くなったあとに──お墓の中からでさえも──大切な家族を慰めたり、導いたり、励ましたり できるのだということを知っていただきたいのです。家族への愛を記録に残しておけば、逝ってしまったあともずっと、 最愛の人々とつながっていられるでしょう。 この本では、そうした死別に伴う精神的、感情的なダメージをやわらげる具体的な方法を取り上げていきます。 最愛の人々が悲しみのあまり「危険地帯」に迷い込んだり、心にぽっかり空いた「穴」から抜け出せなくなったりしないように、 あなたにできる防止策をお伝えします。ただし、学術的な話をするつもりはありません。すぐにできる実践的な方法を紹介していきます。 本書の第一部では、死別の悲しみについて理解を深め、この難しい問題と向き合っていただけるようにしました。 第二部では、「こころの遺産」は簡単に準備できるものだということを、豊富な具体例とともに紹介します。 第三部では、人生の終わりを見据えれば、今よりも心安らかに有意義な生き方が実践できるようになるということをお話ししたいと思います。




