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単行ソフトカバー あめんどう ヘンリ・ナウエン 静まりから生まれるもの 信仰生活についての三つの霊想 ISBN 978-4-900677-13-5

・ナウエンの著作活動の初期に属し、小著ながら、彼の初々しい感性のあふれた味わい深い作品です。祈りと活動(奉仕)の関係について、どのようなつながりがあるか、イエスの働きはどのように祈りから生まれたものであるかが語られています。静まり(ソリチュード)の大切さを述べ、わたしたちの忙しい生活の中で、ますます重要になってきている「独り退く時」の意義を述べています。 (さわり読み 本文より) 「朝早くまだ暗いうちに、イエスは起きて、人里離れた所へ出て行き、そこで祈っておられた」--病に苦しむ人々を癒し、悪霊を追い出し、せっかちな弟子たちに応え、町々を巡り、会堂から会堂へと教え回る--こんな動きがいっぱいに詰まった文節に挟まれて、この静かな言葉があります。「朝早くまだ暗いうちに、イエスは起きて、人里離れた所へ出て行き、そこで祈っておられた」 息もつけないような忙しい活動の真ん中で、安らかな息づかいが聞こえます。あちこちと 動きまわっている中で、しんとした静寂の 時を見ることができます。多くの人々の問題に深くかかわっている中心に、独り退く時のことが語られています。行動のただ中に、沈黙の祈りがあります。人々と心おきなく過ごしたあとに、独りきりになる時間があります。活動について声高に語る言葉の間に挟まった、静けさが支配するこの文節を読めば読むほど、イエスの働きの秘訣がどこにあったかに気づかされます。それは、夜が明けるよほど前、朝早い時間に祈りに出かけたあの人里離れた所に隠されていたのです。 その独りになれる所で、イエスは、自分の思いではなく、神の御心に従う決断をする力を得ました。自分の言葉ではなく、神の言葉を語る勇気を、自分の業ではなく、神の業をする力を見いだしたのです。イエスはつねづねこう諭しています。「わたしは自分では何もできない。……わたしは自分の意志ではなく、わたしをお遣わしになった方の御心を行おうとするからである」(ヨハネ5・30)。さらに、こうも言っています。「わたしがあなたがたに言う言葉は、自分から話しているのではない。わたしの内におられる父が、その業を行っておられるのである」(ヨハネ14・10)。この独りだけの所で、御父との親密な交わりに身を浸すことによって、イエスの働きが生まれたのです。 原題 Out of Solitude

単行ソフトカバー あめんどう ヘンリ・ナウエン 静まりから生まれるもの 信仰生活についての三つの霊想 ISBN 978-4-900677-13-5

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