すべての生物には時計がある——。 ヒトの生体時計は二五時間——。 生活習慣病や癌、骨粗しょう症などの発症を予知し予防しているのも、 「生体時計」と時計遺伝子——。 「時間医学」(「時間の流れを考慮した医学」)の第一人者が、 「時間とからだ」の関係、生命の神秘について、 医者としての使命感と三〇年以上にわたる研究の情熱・感動をこめて書き綴る。 病気にならないための智恵がつまった、必読・科学読み物。 著者は、「患者」にとって一番いい医学とは、を追究しつづける現役医師。講演、ラジオ出演のたびに「本は?」と、熱い声がよせられていた。ついに著者初の一般書を上梓。