「秘跡」とは、主であるイエス・キリストによって制定された「目に見えない神の恵みの目に見えるしるし」である。カトリック教会には、この秘跡が七つ存在する。 その中の一つである「聖体の秘跡」は、カトリック教会にとってもっとも大切なものである。 使徒継承のカトリック教会において、聖書と聖伝、教導職を通して受け継がれてきた「聖体の秘跡」に関する教え、また信仰生活におけるいのちの源であるこの秘跡の中心的教えについて、本書は分かりやすく解説する。 ●目次 序言 第1部 総論 1 秘跡について 2 「エウカリスチア」について 3 「聖体の秘跡」に関する教理 第2部 教理の各論 1 イエス・キリストによる聖体祭儀の制定 2 聖別されたパンとぶどう酒における イエス・キリストの現実的現存 3 聖体祭儀における十字架上のいけにえの現在化 『カトリック教会のカテキズム』 第2編 第2部 第1章の第3項「エウカリスチアの秘跡」 428-430ページ〈要約〉 著者:石脇秀俊 判型:小B6判 並製 ページ数:96ページ ISBN:978-4-8056-4838-4 発行:サンパウロ