サゾル大聖堂の葉飾りに何を見るか 20世紀を代表する美術史家ニコラウス・ペヴスナーと、 ゴシック・リヴァイヴァルを主導した19世紀の建築家A. W. N.ピュージン。 中世ゴシック芸術の名もなき職人たちの謙遜を称揚する2人の言葉から、 神律的社会から乖離した現代における生のあるべき姿を考える。 現世的欲求にとらわれない、真に価値ある生きかたとは? 《目次》 I ゴシックからゴシック・リヴァイヴァルへ II ニコラウス・ペヴスナーと表現主義絵画における中世主義の精神 III 利潤・営利の追求と芸術の堕落 IV ニコラウス・ペヴスナーが見た中世ゴシック芸術の真髄 V 19世紀イギリスにおけるゴシックの意味 VI 「正しいキリスト者の生きかた」の表象としてのゴシック VII ゴシック芸術に学ぶ現代的意義