人類の偉大な知恵に共通する多くの要素を含む自然法について、諸宗教や諸哲学が内包する遺産の概観から始め、人間の経験から発して定式化された自然法のおきてを規範的原理として示したうえで、その哲学的、形而上学的、宗教的基盤を考察。さらに、政治生活における自然法の規制としての役割を説明することでその一貫性と妥当性を明示して、救いの歴史においてこそ自然法は完全な意味を持ち、イエス・キリストこそすべての法の完成であることを明らかにしています。 アイコンの説明 原タイトル The Search for Universal Ethics: A New Look at Natural Law 著者 教皇庁 国際神学委員会 発行日 2012/1/25 判型 B6 ページ数 152 P 価格 本体価格 1000円(税込1100円) ISBN 978-4-87750-165-5