「自分が貧しく、何もできないということを 素直に認め、すべてを神にゆだねてしまうのです。」(本文より) カルメル会の修道女で「小さい」テレジアとも呼ばれて親しまれている、幼いイエスの聖テレジアの伝記。 24歳の若さで亡くなった聖女の、ひたすらイエスの愛に燃え尽きた生涯を描く。 ------------------------------------- やなぎや けいこ 著 新書判 並製 175頁+口絵8頁 定価:本体700円+税 ISBN978-4-88626-180-9 C0216 ------------------------------------- ■目次 1. マルタン家の人々 2. 「おかあちゃま、お死にになればいいのに」 3. 母の死 4. ビュインネ 5. 恐ろしい幻 6. 小さいママが… 7. ほほえみの聖母 8. 初聖体 9. マリーの入会 10. テレーズの秘密 11. 思わぬ試練 12. ローマへ 13. カルメル会へ 14. 父の発作 15. 誓願式 16. 愛の神 17. 幼児の道 18. 愛のいけにえ 19. 喀血 20. 最期の道程 21. 愛に生きるとは