■体裁/B5変・135頁 ■ISBN/978-4-8170-8186-5 共にフランス国立高等工芸美術学校でステンドグラスを学んだ二人が、過去一千年にわたり受け継がれてきた伝統的技法を、出来る限り正確に次の世代へ伝えたいとの思いから著した、他に類を見ない本格的技法書の第一弾。本書では絵付け方法は基本となるグリザイユのみを使い、ガラスの選び方や、切り方、炉の扱い、組み立てまで順を追って詳解。実際に13世紀の天使像を例に、鉛桟を使った本格的なステンドグラスの制作過程を数多くの写真と丁寧な解説とともに見ていく。また、オリジナル作品を作りたいという方のために、創作のヒントとなるバラのパネルの作り方も紹介しています。各作業の注意事項や、補足としてよくある質問とその回答を掲載。多くの愛好家からの強い要望により、新装版として復刊しました。 ●主な内容 ステンドグラスの歴史 第1章 用具と基本 採寸/原画/製図/拡大/トレース/型紙作り/ガラスについて/ガラス切り/ガラスの色合わせ/炉について/グリザイユによる絵付け/焼成/組み立て/ハンダ付け/パテ詰めと仕上げ 第2章 菱形パネル 第3章 13世紀の天使の習作 第4章 バラの創作パネル 作品集・材料店の紹介・索引ほか