すべての信者のための典礼奉仕の手引き。祭壇・聖体奉仕など個々の役割をやさしく解説。 商品番号: 095-4 ISBN978-4-87232-095-4 B6判・並製・224頁 2005年 初版発行 2016年 第2版発行 定価: 1,650円(税込) すべての信者が招かれている典礼奉仕の役割を理解し、実践するためのポイントをまとめました。祭壇奉仕や聖体奉仕ばかりでなく、障害をもつ方や高齢者、外国籍の信者の方とともに典礼をささげる場合、子どもの信仰教育とミサとの結びつき、「司祭不在のときの主日の集会祭儀」などについてもわかりやすく解説。終身助祭の現場での姿や、司祭が不在の際の実践例も紹介しています。教会委員や典礼委員のテキストとしてもご活用ください。 このたび刊行された第2版では、日本カトリック典礼委員会編『カトリック儀式書 ミサ以外のときの聖体拝領と聖体礼拝』改訂新版、日本カトリック司教協議会著『日本におけるミサ中の聖体拝領の方法に関する指針』、および『新しい「ローマ・ミサ典礼書の総則」に基づく変更箇所 2015年11月29日(待降節第一主日)からの実施に向けて』に基づいた内容に変更されています。また、第二バチカン公会議の『典礼憲章』『教会憲章』の本文引用がある箇所は、あらたに刊行された『第二バチカン公会議文書』改訂公式訳に準拠しています。 目次 Ⅰ ともにささげるために 第1章 典礼と私たちの役割 第2章 集会づくりと進行のための奉仕 ――――Q&A(「信者」と「信徒」「祭司」と「司祭」) 第3章 障害者・高齢者とともに 第4章 外国籍の信者とともに 第5章 子どもたちとともに Ⅱ 仕え合うために 第6章 朗読奉仕と聖歌奉仕 ――――Q&A(A年、B年、C年とは・典礼暦年のしくみ) 第7章 共同祈願に関する奉仕 第8章 祭壇奉仕 第9章 聖体奉仕 第10章 司祭不在のときの主日の集会祭儀 ●コラム 集会祭儀、さまざまな試み 1 共同宣教司牧の中で ――大阪教区の場合 2 信徒の共同奉仕として――札幌教区の場合 3 終身助祭と集会祭儀 ――那覇教区の場合 エピローグ ――生活の中での奉仕 共同祈願意向例文集 参考文献索引 ―― こんなときには?