カトリックの信仰生活がわかる本 心を自由にし、心を楽にしてゆくクリスチャンの日々とは? イエスの示された神、祈り、秘跡、カトリックの冠婚葬祭、教会活動と信者の心得、福音宣教、日本キリスト教史などについて、簡潔にやさしくのべた手引書。 「洗礼を受けて半年たちますが、 教会に来てもわからないことばかりです」 という言葉を、よく聞きます。 洗礼を受ける前に、教会に通って カトリックの教えや聖書を一通りは勉強しますが、 そう簡単に理解できるものではありません。 また、そのときは触れないことがいろいろと出てきます。 信者としての生活を送っていくうちに、 だんだんと理解しわかるようになっていきます。 しかし、信仰生活をする上での具体的な案内書があれば、 洗礼を受けたばかりの方にも、 またこれから洗礼を受けるかたにも、役立つのではないか……、 そんな思いからこの本は生まれました。 本書では、第一に、信仰生活を毎日の生活で深めるための助けとなるような 具体的なことを取り上げました。 祈りや秘跡については、生活の中で、神とふれるところですので、詳しく説明しています。 第二に、洗礼を受けるということは、神と私の関係だけでなく、 信仰共同体のメンバーになることでもあります。 教会共同体での生き方や、小教区の組織、活動などを取り上げました。 第三に、洗礼を受けてキリストの弟子となった人は、 その喜びを社会の中で知らせるように派遣されています。 その観点から福音宣教について考えました。 祈りながら キリスト者の祈り 教会の暦にそって いつも恵みの中で 秘跡について カトリックの冠婚葬祭について みんなで一つに 信徒・修道者・叙階された者の生き方 教会の活動と信徒の心得 信仰エッセイ さあ、出かけよう 閉ざされた教会を開いたもの ザビエルから450年 新しい世紀に新しい歌を