カルメル会での観想生活から生まれた本書は、聖書に記された人間の姿、十戒の現代的意義やイエスの生き方を通して、神と生きた出会いへと読者をいざなう。 商品番号: 090-9 ISBN978-4-87232-090-9 B6判・並製・248頁 2015年 初版発行 定価: 1,870円(税込) 天地創造、カインとアベルの物語など、聖書に記された人間の姿、そして十戒の現代的意義や主の祈り、イエスの生き方をていねいに見ていくことを通して、心の奥底で、神との生きた出会いへと読者をいざなう。カルメル会での40年にわたる観想生活から生まれた本書は、カルメルの霊性に触れ、味わう入門書としても最適。 目次 1 生きることの原点 2 「聴く」という生き方の意味 3 私とは誰?――自らの存在に聴き入る 4 独りでは自分になれない私 5 存在の根のずれとゆがみ 6 兄弟性におけるずれとゆがみ 7 問題性からの脱出 8 信じるということ 9 イエスに出会うということ 10 福音が語るイエス・キリスト 11 食べられるものとなられた方の思い 12 イエスに近づく 13 呼び集められた人々(1)――教会のイメージとしてのマリア 14 呼び集められた人々(2)――教会のイメージとしてのご訪問 15 現代という荒れ野を歩む道(1) 16 現代という荒れ野を歩む道(2) 17 現代という荒れ野を歩む道(3) 18 主の祈り――主とともに生きる道 19 苦しみの中のイエス 20 生きるイエスを捜し続ける教会 21 キリストを生きる生活基盤 22 「心の深い深い、いちばんの奥底」へ エピローグ 「人とは何ものか(詩編8)」――アイノタメの道